ドイツ、再生エネルギーによる発電量が一時的に総需要量の95%に到達
http://business.newsln.jp/news/201605092333290000.html

ドイツで8日午前11時、ソーラー発電、風力発電、水力発電、バイオマス発電を合計した
再生エネルギーによる発電量が一時的に57.8 GWに達し、
電力総需要量の95%に達したことが判った。

8日午前は、ドイツ全土が晴天となり、ソーラー発電量が増加したこと、
更に、ドイツ全土で強い風が吹くことで、風力発電量も増加したことが、
一時的に再生エネルギーによる発電量が大きく増大する要因となった。

ドイツの電力各社は、こうした事態の発生を受けて、再生エネルギーに対して
一時的にマイナスの買取価格を設定することで需給バランスの掌握に務めた。

ドイツは、2011年3月11日に日本で発生した福島第一原発事故を受けて、原子力発電を廃止し、
再生エネルギーの発電比率を大幅に増加させる方針を打ち立てていた。