【 大型台風によりあふれ出した福島第一原発の汚染水、知られざる事実、知られざる危険 】
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投稿日: 2015年10月20日 作成者: admin

東日本・北日本一帯に大きな被害をもたらした台風21号、大手メディアが伝えなかった福島第一原発の実情
日本政府が福島第一原発の現状の粉飾を続ける限り、太平洋岸で暮らす日本・アメリカ他の市民の危険は続く

スー・プレント / フェアウィンズ 2015年9月18日

未だに危機が続いている福島第一原発では、排水用ポンプが押し寄せた大量の水に没して
完全に機能不全に陥り、2011年3月に発生した事故により汚染された周辺地区を、
再び放射能汚染水や放射性廃棄物によって汚染する事態となったのです。

福島第一原発周辺に置き並べられた、汚染土や汚染された雑草や落ち葉などの
低レベル放射性廃棄物が詰め込まれた膨大な数の黒いビニールバッグは、
雨ざらしにされたままの状態が続いているためそれ自体劣化が進んでいたはずですが、
海沿いの場所では高潮や河川の氾濫により押し流されたという報告が入っています。

日本政府が福島第一原発の事故によるあらゆる汚染について調査し、
発生する可能性のある健康被害について調査し、現状を正しく認識しようとしていない以上、
日本やアメリカを含む太平洋岸の一般市民の健康は、常に危険にさらされ続けることになるのです。