<小出裕章さんに聞く>子どもの甲状腺がん103人 原発事故との因果関係はナシ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00010001-asiap-soci

むしろ私が驚いたのは、これほど大量に子どもの甲状腺がんが出ているのに、
原子力を進めようとしている国あるいは福島県に囲われている学者たちが
放射線被曝との因果関係をはじめから否定し、「原子力発電所の事故とは関係ない」と
いうような意見を述べていることに大変驚きました。

少なくともこれまでは、子どもの甲状腺がんというのは30万人に1人、
あるいは100万人に2、3人とか言われてきたわけで、

たった38万人を調べて130人のがんが出てくるということは、やはり、これまでの常識から考えると異常に高いのです。

まずは因果関係をきちんと調べるということが大事だと思います。
調べた上でものを言うというのが学問のはずなのですけれども、
国の方の専門家はそうではなくて、まずは「関係ありません」というところから始まってしまうのですね。