>>358

南極は観測史上最高気温が観測された如く温暖化は間違いない。
しかし南極という全く川らしい川が無いという特殊事情から温暖化論では
次のことが予想されていた。
温暖化が進む過程で棚氷の大規模な崩壊が頻発すれば海水が薄まり気温の低い
南極ではアムール川から流れ下り大きくなる北海道の流氷の如く海氷が増える時期があると。
北海道に押し寄せる流氷の規模の大小は今の所気温よりその年の真水、つまり
アムール川の流量と季節風の吹き方に大きく作用される。
これがもっと気温が高くなればオホーツク海が淡水で薄まろうが結氷しなくなる。

南極は正にそれ。
棚氷が崩壊して融けて海水が薄まり結氷する。
一時的な傾向だが今後も棚氷の大規模崩壊が予想されているから結氷面積が
大きくなる時期が続くかもしれない。
しかし海水は既に暖まっているから棚氷の下を確実に溶かして亀裂を入れていく。

数十年後には多くの棚氷が恐ろしく後退しているだろう。