流出雨水は基準超えの可能性も
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054249031.html

東京電力福島第一原発で、21日排水路のポンプが停止して汚染された雨水が
港湾の外の海に流れ出ているのが見つかった問題で、
当時、排水路を流れていた雨水の放射性物質の濃度が、国の排出基準を上
回っていた可能性のあることがわかり、東京電力が海への影響を調べています。

この排水路の雨水について、東京電力が21日採取して調べたところ、
ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり110ベクレル
検出されたということです。
国の排出基準ではストロンチウムについて、1リットルあたり30ベクレル未満という値が
あり東京電力は、現場の状況などから、基準を上回る濃度の雨水が
流れ出た可能性があるとしています。

ただ、これまでのところ、海水の放射性物質の濃度に有意な変化はみられないということで、
海への影響を調べています。