なんであんなに高い?プロパンガス 4
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0110名無電力14001
2014/11/20(木) 22:31:11.71Q3.水素は本当に危険度が高いのでしょうか?
A.ドイツの飛行船「ヒンデンブルグ号」の爆発炎上事故や水素爆弾などのイメージから、怖いガスと考えられがちな水素。
保安の視点からみた場合、分子量が小さく(=軽く)ガス密度が最小のため最大の漏れやすさをもつ、爆発範囲が非常に広い、
着火エネルギーが極めて小さく火炎は無色で着火しても見えにくい、という点は問題になります。しかし、実際の燃焼範囲は空
気中に体積で4〜75%含まれている場合で、それ以上濃度が高くても低くても着火しません。また、発火点は527℃とガソリンの
500℃よりも高く、自然発火しにくいガスといえます。万一、屋外で容器から漏れたとしても軽いガスであるため、ただちに空気中
に拡散してしまい開放空間での爆発はほとんどありません。
いずれにしても、ほかの燃焼系のガスと同様、取り扱いを間違えない限り危険度は高くありません。水素自体は人体に無害、
燃焼の排気も水蒸気と少量の窒素酸化物のみで中毒の恐れも皆無です。
ちなみに、「ヒンデンブルグ号」の事故は、近年の研究で、出火原因が船体の外皮の塗料にあったことが解明されています。
酸化鉄と粉末アルミニウムをまぜた特殊な塗料でしたが、成分が大変燃えやすく、外皮にたまった静電気のスパーク(火花)で
簡単に火災を起こし、炎上したことが原因で、水素漏れによるものではないことがわかっています。
また、水素爆弾も重水素と三重水素の核融合反応を原理とするもので、水素の爆発を原理としたものではありません。
上記は「水素とイワタニ」Q&A集
http://www.iwatani.co.jp/jpn/h2/faq/faq.html
より引用
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