赤外線でも発電できる、太陽電池の新色素
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1411/05/news071.html

田中貴金属は色素増感太陽電池用の色素「DX(ダイエックス)」の製造を2015年1月から開始、
年初から販売する。特徴は従来の色素が利用できなかった近赤外光を吸収し、
電力に変えることができること。
電流値が25%増加するため、色素増感太陽電池として最高性能を狙うことができる色素だという。

 2014年9月時点で公的に認められている色素増感太陽電池の世界記録(変換効率)はシャープの11.9%。
「この記録が目標である。ルテニウム錯体色素であるDXを利用すると10.0%以上の変換効率を実現できる。
室内光ならば15〜20%を狙うことが可能だ。
太陽光の2分の1の強度の光で高性能という太陽電池を作り上げることもできる」