世界最大規模なのに使おうとしない、宝の持ち腐れ

揚水発電利用率3% 昨年度、再生エネ蓄電で活用せず
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014110202000054.html

九州電力など電力五社は再生エネの供給が増え過ぎて需給バランスが
崩れる恐れがあるなどとして、新規受け入れを中断している。

経産省は揚水発電を最大限活用すれば、再生エネの受け入れ可能量が増えるとみており、
五社に試算の提出を求める。

揚水発電所は、電気を使って水をくみ上げ、必要なときにためておいた水を流して
発電する巨大蓄電池のような装置。

国内には四十カ所以上あり、総出力は二千六百万キロワットと世界最大規模だ。
集計によると、一年間全く休まず出力100%で運転したと仮定した場合の発電量と、
実際の発電量を比べた二〇一三年度の設備利用率は約3%。
一〇〜一二年度も3%台で、欧米の10%台と比べて低い。