>>160
お前と言っては失礼か、貴殿は例えばソーラーに限った上でも、事が完成するまでのスパンをどの様に考えているのか?中国が価格優位にある時期に、と言ってまだ2%弱、FITが始まって3年でたったの1%シェアが上昇しただけだ。
バカ高いと感じているこの買取価格も、この先の普及により全体シェアのうちの極少数派となる事は目に見えているではないか。

貴殿は市場規模に対するイメージが全然成ってないと思われる。例えば15年掛けて建設される巨大ダムに対して、着工3年目に
「まだ全然発電してないじゃないか!」と文句を言うようなものだ。

国内メーカーが今後、ソーラーパネル工場を国内に建設しまくるかどうかは、九電の買取停止等によって微妙な状況だ。

このFITには、国内のソーラーパネルメーカーに工場建設に二の足を踏ませる不安要素が潜んでいた。買取拒否できる抜け道が設けてあった為、今回の九電のような事が起きたわけであり、
このような事が予想された為に国内メーカーは国内への工事建設を躊躇った。全て繋がっているわけだ。
もし、抜け道が無かったら、九電は法の施行と同時に送電網の強化に動かなければならず、そうしなければペナルティが課せられた筈だ。
よってこの程度で送電網が逼迫する事もなかった筈だ。そして、全国にソーラーパネル工場の建設が加速した事だろう。
3年前から建設し始めても、今の時点では既に稼働が始まっていただろう。
最新工場であれば、当然生産効率も高いはずで、価格が今よりも下がっていたはずだ。当然、中国製よりもコストの安いパネルが出始めても不思議ではない。

諸悪の根源は、FITに抜け道を作った官僚の姑息な企みである。この官僚の企みこそ、原発推進派の仕業ではないか?と私は疑っているのだ。