F35、条件付き飛行再開=英ショー参加は見送り―米

時事通信 7月16日(水)7時3分配信【ワシントン時事】

米国防総省は15日、エンジンからの出火事故を受けて飛行を中止していたステルス戦闘機F35について、条件付きで飛行再開を許可したと発表した。
ただ、英国で14日から開かれている航空ショーへの参加は見送り、米国外初の「お披露目」飛行は先送りする。
事故は6月23日、空軍仕様のA型機がフロリダ州の基地から離陸しようとしたときに発生。
国防総省はこれを受け、海兵隊仕様のB型機などを含む全機種の飛行を禁じた。
飛行再開は3時間飛ぶごとにエンジン検査を受けるなど条件付きで、こうした制限は事故原因が究明され再発防止策が講じられるまで解除されない。