またあの製鉄所から黒煙3時間噴出…今年4回目

読売新聞 7月27日(日)12時50分配信

27日午前7時20分頃、愛知県東海市東海町の新日鉄住金名古屋製鉄所内で停電が起きた。

同製鉄所は所内のコークス炉に有毒ガスがたまるのを防ぐため、ガスを燃やして無害化した
。これに伴い、黒煙が約3時間にわたり煙突から噴出した。

東海市などによると、有毒ガスの発生はなく、けが人もなかった。同製鉄所が停電の原因を調べている。

同製鉄所では今年1月に2回、6月に1回、所内の停電が原因で無害化した黒煙を噴出させるトラブルが発生している。
このため、2015年度末を目標にコークス炉の電源系統を2系統にする再発防止策を取るとしていた。
最終更新:7月27日(日)12時50分読売新聞