岩手・大槌沖で漁船火災、2人不明 

18日午後10時40分ごろ、岩手県の大槌湾沖約20キロで、
サンマ漁船「第15観音丸」(166トン、渋谷健久船長ら16人乗り組み)から出火したと乗組員が118番した。
14人は救助されたが、うち1人がけがをした。
2人が行方不明で、海保の巡視船艇などが捜している。

釜石海上保安部によると、2人は宮城県南三陸町の安部三二さん(64)と、岩手県陸前高田市の峯井健太さん(28)。
救助された14人は全員男性で、船首部分にいたり、ボートに避難したりしていた。うち1人がやけどをし、手当てを受けた。

船は福島県いわき市の小名浜港から北海道釧路市の釧路港に向かっていた。
(共同)