BRICSを米への対抗軸に プーチン氏、孤立回避狙い

2014年7月15日 11時05分【モスクワ共同】

ロシアのプーチン大統領は、ロシアや中国、インド、南アフリカ、ブラジルでつくる新興5カ国(BRICS)を、米国による政治・経済的な一極支配への対抗軸とすべきだとの考えを示した。
ブラジルで開かれるBRICS首脳会議に先立ち、タス通信が単独会見の内容を15日に報じた。
3月のウクライナ南部クリミア半島編入で非難を浴び、
主要国(G8)会合への参加を停止されたロシアとしては、BRICSの影響力を政治・経済面で高めることで国際的孤立を回避する狙いがあるとみられる。