Q.太陽光発電の減価償却期間は何年ですか?また売電期間の20年間使う事は可能ですか?
A.税務上の償却期間は17年です。
  発電設備はいくつかのパネルメーカーが25年経過後で新品の80%以上の発電力をうたっていることから、
  買取期間の20年は使えるものと考えられます。
  しかし、台風竜巻等の自然災害や、人為的な悪戯等の被害も考えておくべきでしょう。
  また、徐々に発電効率が落ちたり、中途でパワーコンディショナーの交換費用が発生する事も考慮しておくべきです。

Q.電力会社に連係費用を払いましたが、全額費用として処理しても問題ありませんか?
A.連係費用は長期にわたり効果が発揮されるが、中途で止めても返金などはないため、繰延資産とするべきでしょう。
  具体的には、固定資産を利用するために支出した繰延資産と言う事で、発電設備と同じ17年で全額を償却をすべきかと思います。
  なお、連係費用が20万円未満であるときは、全額を費用処理することができます。

Q.固定資産税をもっと安くする方法はありませんか?
A.産業用(10kw以上)の太陽光発電を設置した場合は、一定の書類を提出する事により、
  3年間の間、本来の2/3の税額にする事ができます。
  詳しくは市町村役場等に問い合わせてみてください。