「原発推進」に不都合な真実 6
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0066名無電力14001
2014/02/01(土) 11:44:45.41http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1828940.html
共同通信の記事では、アメリカが返還を要求しているのは数百キロの
プルトニウムだと書かれているが、実は日本が保有している余剰プルトニウムは
国内に7トン国外に43トン程度で大雑把な数字で言えば50トンである。
海外にある分は日本で核燃料サイクルの一環であるプルサーマル計画によって
発電用燃料として消費する事を前提に、英仏の工場でMOX燃料棒に加工してもらう
ために待機させてあるプルトニウムだ。
ところが、この50トンものプルトニウムの消費もままならないのに、日本はさらに
日本にある使用済み燃料を再処理してMOX燃料に仕立てて国内の原発で消費しようと、
青森県・六ケ所村の再処理工場を建設した。
都知事選で立候補している細川護煕元首相はこの六ヶ所村と核との関連を描いた
「六ケ所ラプソディ」という映画を見て啓発されたという。
この再処理工場が動けば、工場の解体だけで1兆円のコスト、40年間稼働させることで
19兆円のコストが掛かると言われて経産省の一部の官僚からも批判の声が上がったのだ。
MOX燃料は普通のウラン燃料よりも割高であり、現在はウラン燃料の枯渇の心配も当面は
考えられない。また問題なのは再処理の仕組みがフランスで現在行われているものと同じ、
旧いタイプのピュレ―ックス法というものを使用していることだ。
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