<原発再稼働>「10原発17基」の安全審査の現状は?
http://thepage.jp/detail/20140402-00000011-wordleaf

 時間がかかる理由の1つは、新規制基準で強化された地震・津波想定に対する
事業者側(電力会社など)の対策不足があります。
想定される地震の揺れ(基準地震動)を東日本大震災前と同じ数値に設定するなど対策の甘さが目立ちました。
一方で、事業者側からは必要な書類を後出しで求められるという声もあるようです 。

 九州電力は優先審査の決まった川内原発について、約3万年前に鹿児島県の姶良(あいら)カルデラで
起こった大規模な噴火にともなう火砕流が原発の敷地まで及んでいたとする試算結果を初めて示しました。
九電側は「原発の運転中に破局的噴火が発生する危険性は十分小さい」と評価しています。