ありえたわ・・・


レモンガスとニチガス、効率化狙い提携交渉へ/神奈川
カナロコ by 神奈川新聞 1月17日(金)4時0分配信

LPガス(プロパンガス)を直売する「レモンガス」(平塚市高根)が、関東一円でLPガスなどを販売する「日本瓦斯(ガス)」
(ニチガス、東京都中央区)と業務提携に向けた交渉を始めることが16日、分かった。
2社で業務の効率化を図ってコストを削減し、都市ガスより高い販売価格の引き下げにつなげ、「消費者に選ばれるエネルギー」を目指す。

東日本大震災以降、国内でエネルギー政策の見直しが進む中、ライバル企業が機を逃さずにタッグを組んで互いの基盤を強化し、
電力や都市ガスなど他のエネルギー事業者と戦う土台をつくりたい考えだ。
2社の幹部らが15日、レモンガス東京本社(東京都港区)で会談し、交渉開始に合意した。

業務提携の内容やスケジュールは今後、話し合う。2社はガスを容器に詰める作業など一部の業務を請け負っているといい、こうした取り組みを全体に広げるとみられる。
また提携によって、相手の顧客に対し、ガス販売以外の自社事業についてPRできるメリットもある。
業務効率化でコストを削減し、他の事業で収益を拡大できれば、基盤が強化され、販売価格を引き下げることにもつながる。

業務提携後の合併に注目が集まるが、レモンガスは神奈川新聞社の取材に対し「現時点ではない」とコメント。
ニチガスは「何とも申し上げられる状況にない」としている。
レモンガスは2006年10月に設立。顧客数は小売り・卸売り合わせて約30万。ニチガスは1955年7月に設立。
顧客数は約105万。県工業保安課によると、県内でプロパンガスを利用するのは11年度で、計120万2544世帯に上る。