>>246 参考まで
石炭火力をクリーンにする「バイオマス混焼発電」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/12/news031.html

燃料費が安い石炭火力発電に注目が集まっている。
最大の課題はCO2排出量が多いことだが、よりクリーンな石炭火力発電を実現する方法が増えてきた。
そのひとつが「バイオマス混焼発電」で、木質などのバイオマスを石炭に混ぜて燃料に利用することで
CO2排出量を削減する。

 この石炭火力発電所では、島根県内の林業で発生する残材を集めてチップにしてから、石炭に混ぜて使っている。
実証実験の結果、木質バイオマスを石炭に2%混ぜても正常に発電することを確認できた。
バイオマスの分だけ石炭の使用量を減らせる。
わずか2%の混焼率でも、年間に2万トン以上のCO2排出量を削減できる。

 木質のほかに下水の汚泥からバイオガスを生成して石炭と混焼させる取り組みなども始まっている。
バイオマスは生ごみから家畜のフンまで国内に大量にある。
バイオマス単独では発電用として十分な量にならない場合でも、石炭と混焼させれば有効な再生可能エネルギーになる。