研究チームは事故直後の昨年5月、
福島県などの7市町でヤマトシジミの成虫121匹を採集。
12%は、羽が小さかったり目が陥没していたりした。
これらのチョウ同士を交配した2世代目の異常率は18%に上昇し、
成虫になる前に死ぬ例も目立った。
さらに異常があったチョウのみを選んで健康なチョウと交配し
3世代目を誕生させたところ、
34%に同様の異常がみられた。