じゃあせっかくだから、ご希望にこたえて一つだけ。

項目1と2に関連するけれども、いまMETIの審議会で議論されているのは、送配電部門の透明性、独立性を確保するために
法的分離(子会社化)するやり方がいいのか、それとも機能分離(独立性を保った組織により送配電網を運営)する方が
いいのか、という観点であって、少なくとも発電部門のスピンアウトについては議論の対象外。

この議論を審議会で年内に取りまとめて方向性を打ち出すつもりだったようだけれども、一長一短、あまりに大きいので
そんな簡単に結論が出る話じゃないと思うけれどもね。

どっちにしても完全無欠で一点の曇りもないという制度はないので、制度を変えることによって期待されるメリットの重みづけを
していく中で、収斂する話かと個人的には思っている。