>>480
計算とか言って全然計算してないので俺様が。

パネルの角度をα、太陽光の入射角をβ、パネルの長さをaとすると
影の長さ(アレイ間の距離)は

 a×(cosα+sinα/tanβ)

になる。紙に絵を書いてシコシコやるとすぐ分かる。

沖縄(那覇)だと冬至の南中高度(β)が40度でNEDOの計算ソフトによる最適なパネル角度(α)が21度。
上の式に当てはめるとアレイ間の距離は 1.36a でパネル長の1.36倍になる。
よって全部水平に置けば1.36倍のパネルが置けることになる。
年間の発電量をNEDOのソフトで計算すると最適角21度に対して0度だと0.96倍になる。
したがって水平に置いた場合の発電量は 1.36×0.96=1.3 倍で、角度を付けないほうが良いという結果になる。

同様に北海道(札幌)だとβが23度、αが36度で上の式よりアレイ間の距離はパネル長の2.19倍必要。
パネルの角度36度に対して0度だと年間発電量は0.87倍で
水平に置くと 2.19×0.87=1.9倍 やはり水平に置いたほうが良い。

角度を付けた方が良くなるのは沖縄よりもっと南という結果になった。
(汚れとか雪とか無視した場合)