イランと6月に核協議継続 6カ国は濃縮停止要求
2012年5月25日 01時59分【バグダッド共同】

イランと国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国は24日、イラクの首都バグダッドで、
前日に続きイランの核問題をめぐる協議を行い、双方は6月18、19日の両日、モスクワであらためて協議することで合意した。
6カ国側は、濃縮度約20%のウラン製造をイランが停止する見返りに、航空機部品の禁輸措置の解除などを提案したが、経済悪化に苦しむイランは原油禁輸や金融制裁の撤回を要求し、反発しているもようだ。
AP通信によると、イランの外交筋は24日、6カ国の新提案は「譲歩からは程遠い」と失望感を表明した。