原子力委員長代理が核燃料全量再処理「撤退を」
内閣府原子力委員会の鈴木達治郎委員長代理は、5日に開かれた原子力委定例会で、原子力発電所からの使用済み核燃料を再処理し、燃料として再利用する「核燃料サイクル」政策について、
「全量再処理に積極的な合理性はなく、全量再処理から撤退することを明確にすべき」と述べた。
国の原子力政策は、全量再処理を前提に核燃料サイクルを進めるとしている。原子力委員が公式の場で、全量再処理からの撤退に言及するのは極めて異例。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120605-00001018-yom-sci