責任者がここぞとないほど重大な指示をしたことが「記憶にない」、
とのたまう自称ボケ老人が担う国家事業、それが原子力


東電ビデオ:班目氏 吉田所長への指示「記憶にない」− 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120817k0000m040025000c.html

内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長が、東京電力福島第1原発の吉田昌郎所長(当時)に
直接電話で事故の対応策を指示し、2号機の空だきを早めたとされる問題で、班目委員長が16日の
記者会見で経緯を説明した。詳細について「記憶にない」「覚えていない」と繰り返し、「(自分の指示に
よる)是非の検証は第三者がすべきだ」と述べた。

 東電が公開したテレビ会議映像によると、現場では(原子炉内の蒸気を逃がす)SR弁の操作を急ぐと
炉内の水位が急激に下がると認識していたが、班目委員長はSR弁を操作するよう指示。
弁が開けられると、炉内の水位が急低下し、「燃料露出のタイミングを早めた」(国会事故調)とされる。

 班目委員長は「(原子炉を冷却する)代替注水設備(消防車)の準備が整っているならば、早くSR弁を
開けるべきだと述べた」と説明。その上で、「記憶に残っているのはそれだけ。いきなり政治家から吉田所長に
つながる携帯電話を渡され、話さざるを得なかった。吉田所長からどんな説明を受けたかはまったく覚えていない。
いろいろなことをやっていて状況の変化を把握できなかった」と語った。