福島第一原発事故 技術的考察スレ58
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0001名無電力14001
2012/03/30(金) 16:56:36.46あなたの専門を活かしてレスしていただけると、読み手も現場も助かります。
質問、雑談、社会問題は、出来るだけ該当する別スレでお願いします。
○避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/5402/1333085990/
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福島第一原発事故 技術的考察スレ57
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/atom/1319153945/
0131名無電力14001
2012/04/18(水) 12:25:01.79ttp://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/b3708b03147d12b3864f0c8fc3819642
これが何で起動したのか、分からないことがある。自動で起動したのか、人が何かを考えて、
起動させたのか。良く分からないけれども、あいまいな表現がある。「サブレッション・
チェンバーを冷やすために起動したと思われる」と書かれている。運転者が、サブレッション・
チェンバーを冷却するために起動させたと読める。しかし自動的だったのかどうか良く分からない。
また圧力抑制室の温度を下げるために冷却したというのであれば、その温度は何度だったのか
を調べてみる。そうするこれが、これを冷やすために起動したと言われる冷やされる方の対象
なのだけれども、これを見ると2時46分ごろ地震がおきたときに絶対値は40度になっている。
運転中は20度だったのに、地震が来たら下がってしまっている。3時7分にポンプが下がっているが、
それより前から下がりだしている。この20度の水を冷やすために、スプレーを起動すると
いうのは意味が分からない。むしろ冷やす前から下がり気味なのに、冷やす意味が分からない。
だからここで何か運転者が感じたか、格納容器の配管が切れたために温度と圧力を
さげるために、自動的にスプレーが動き出したともとれるわけだ。確実とは
言えないけれども、冷却材喪失事故が起きた可能性が非常に高い。
肝心の格納容器がどうなっているのかというと、次のグラフがある。地震があって、
30度ぐらい温度が上がっている。地震が終わった時から突然、温度が上がって行く。
これは東京電力は、地震で交流電源がストップして、格納容器の中の換気装置が
止まってしまったので、そのために温度が上がり始めたと説明している。冷却材が喪失
したのではないと注意書きが入っている。しかしこの過程で、1秒間に400リットルの水を
かけているわけだ。それがなかったらもっと激しく上がったと想像できる。東京電力の説明では
外部電源喪失のために、換気ができずに上がったと言っているけれども、
スプレーが無ければもっと上がったと考えられる。
0132名無電力14001
2012/04/18(水) 12:25:37.28高圧炉心注水系HPCIの操作実績 1号機・・起動なし 2号機・・起動なし
逃し安全弁SRV開閉実績(原子炉減圧操作) 1号機・・操作なし
14:46 地震
14:48 原子炉停止・CCS切替・主蒸気隔離弁閉・CCSポンプ起動せず・圧力上昇
14:52 IC自動起動
15:03 IC停止
15:04 格納容器スプレイ系(CCSポンプ)B起動
15:11 格納容器スプレイ系(CCSポンプ)A起動 ABで毎秒0.4トンの注水
15:37 津波到来・非常D/G発電機全停止
15:41 CCS停止
15:42 全交流電源喪失
16:45 ECCSによる冷却装置注水不能の通報
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/ugoki/geppou/V23/N06/197803V23N06.html
(ii)格納容器スプレイ冷却系
本系統は、冷却材喪失事故後、格納容器内の温度、圧力を低減し格納容器内の放射性物質が
漏洩するのを抑えるため、100%容量をもつ完全独立な2系統が設けられている。
↑高圧注水系や逃し安全弁が作動せず「冷却材喪失事故時に」格納容器を冷却する冷却系が作動しているのは
地震で圧力容器から冷却材喪失事故が起きていた事が考えられる
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