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ホルムアルデヒド原因物質、群馬の業者が排出か
読売新聞 5月25日(金)7時30分配信

千葉、埼玉県の利根川水系の浄水場で処理済みの水道水から国の基準を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、
厚生労働省などが原因物質と断定したヘキサメチレンテトラミンは、群馬県内の産廃業者が、同県内を流れる利根川支流の烏川(からすがわ)に排出した可能性が高いことが24日、わかった。

埼玉県内の化学工場が今月、処理を委託したといい、埼玉県が25日にも発表する。

この産廃業者は、ヘキサメチレンテトラミンを処理するのに十分な施設をもっておらず、中和処理などをしないままで、排出した可能性が強いという。

埼玉県などが、この産廃業者と委託元の化学工場に対し、廃棄物処理法に基づき状況の報告を求める。

埼玉県と群馬県が疑いのある工場の立ち入り検査を行うなどして、排出源を調べていた。
利根川水系では、9年前にもヘキサメチレンテトラミンの排出が原因で、ホルムアルデヒドを検出している。
最終更新:5月25日(金)7時30分