●●●●●●●●●ダイオキシン 3
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0002名無電力14001
2012/03/17(土) 17:00:26.272010年12月7日 09時13分
政府出資のPCB処理会社、日本環境安全事業(JESCO)の豊田事業所(愛知県豊田市細谷町)で先月19日、
定期点検中の作業ミスで環境基準を超えるPCB(ポリ塩化ビフェニール)を含んだ油が施設内に漏れていたことが分かった。
同社は油にPCBが含まれているとの認識がなく、市の立ち入り調査に基づく指摘で油を分析し、30日になってPCB漏れを報告した。
市は事故としてとらえ、詳細な説明を求めている。
JESCOは市との協定で、PCBの施設外流出時に報告義務があるが、これまで施設内で漏れた場合も報告、公表してきた。
同社によると、事故は午前7時45分ごろ、6階の液処理エリアで発生。
PCB分解槽の密閉度を検査するため高い圧力で入れていた窒素を排気用配管から抜く際、配管の先から油約5リットルが漏れた。
通常、配管は冷却槽につながっているが、別の工事で外されていた。施設外に漏れた可能性は低いという。
同社は、油がPCBに汚染されているとは認識せずにそのまま点検を進め、その後、処理施設を再稼働した。
ところが油漏れを知った豊田市が24日から立ち入り調査を開始。29日の調査で市職員が漏出跡をJESCOに指摘した。
同社の分析で基準の17倍のPCBを検出し、30日に漏えいを市に報告した。同社によると、作業員に健康被害はない。豊田市は、調査に入らなければ、JESCOがPCB漏れを認識できなかった事態を重視。
点検作業をした豊田環境サービス(神戸市)とJESCOの連絡体制が不十分だとして、今月下旬までに改善策の取りまとめを求めている。
PCBは絶縁性が高く変圧器などに使われたが、1968年のカネミ油症事件で毒性が社会問題化。
体内に蓄積しやすく皮膚障害やホルモン異常を引き起こすため製造禁止に。
発がん性の恐れもある。
特措法で保管事業者は2016年までの処理が義務付けられた。
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