IMF4300億ドル強化で合意…G20閉幕
読売新聞 4月21日(土)5時40分配信【ワシントン=田中宏幸】

ワシントンで開かれていた主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は20日午後(日本時間21日未明)、
国際通貨基金(IMF)の資金基盤を「4300億ドル(34・8兆円)超」増やすとした共同声明を採択して閉幕した。

財政危機に陥った国にIMFが貸せる資金がほぼ倍増し、欧州の財政・金融危機への安全網が強化される。
まぁ実質的には、
「罰金」というか「国際賠償金」といったところだろうな。


会議ではIMFの資金強化を巡り、ユーロ圏が出す2000億ドル(16・2兆円)に加え、日本の600億ドル(4・9兆円)を筆頭に、韓国、英国などから拠出の表明が相次いだ。中国、ブラジル、インド、ロシアの新興4か国は金額を明示せず拠出を約束した。


中国は日本に匹敵する規模を出すとみられる。米国とカナダは拠出しない姿勢を変えなかった。
最終更新:4月21日(土)11時8分