保安院:防災強化に反対…06年、安全委に再三文書
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120316k0000m040111000c.html
 原発の重大事故を想定した防災対策の国際基準を導入するため、内閣府原子力安全委員会が06年に国の原子力防災指針の見直しに着手した直後、
経済産業省原子力安全・保安院が安全委事務局に対し「社会的混乱を引き起こす」などと導入を凍結するよう再三文書で要求していたことが分かった。
結局、導入は見送られ昨年3月、東京電力福島第1原発事故が起きた。
導入していれば周辺住民の避難指示が適切に出され、被ばく人口を大幅に減らせた可能性がある。
【比嘉洋、岡田英】

--後略--