・熱効率1/3で出力100万KW原発の排熱(廃熱)は200万KW
  200万KW = 200 x 10^4 x 10^3 (W) = 2 x 10^9 (W) = 2 x 10^9 (J/s)
  1(cal) = 4.2 (J) → 1(J) = 1/4.2 (cal)
  2 x 10^9 (J/s) = 2 x 10^9 / 4.2 ≒ 5 x 10^8 (cal/s)

つまり5億ccの水を1秒間に1度上昇させられるのが200万KW
  5 x 10^8 (cc) = 5 x 10^8 / 1000 / 1000 = 5 x 10^2 (m^3)

5億ccは500(m^3)で500トンの水だから、
200万KWは500トンの水を毎秒1度上昇させられる。
水5トンなら1秒で100度になり沸騰する。

・出力100万KW原発の使用済み核燃料は、
最大で、運転中の1/10の発熱量とすると
水7.5トンを10秒で100度に出来る

・高レベル放射性廃棄物のキャニスター1本の発熱量は最大2400W
現状で2万本以上になるそうだから
  2.4 x 10^3 (J/s) x 2 x 10^4 本 = 4.8 x 10^7 / 4.2 ≒ 1 x 10^7 (cal/s)
  1 x 10^7 (cc) = 1 x 10^7 / 1000 / 1000 = 10 (m^3)
キャニスター2万本で10トンの水を1度、
水5トンなら1秒で2度上昇させられる。