銃14丁所持の男、懲役12年 福岡、多種大量で悪質
2012年1月11日 16時13分

福岡市内のマンションで
自動小銃や拳銃など計14丁と実弾430発を隠し持っていたとして、銃刀法違反などの罪に問われた住所不定、無職菅正知被告(39)
の判決で、福岡地裁小倉支部は11日、
「銃器が多種多様な上、量が非常に多い」として懲役12年(求刑懲役15年)を言い渡した。

平島正道裁判長は判決理由で「実弾が装てんされた拳銃もあるなど、人命殺傷の危険が大きい状態で所持しており、反社会的で悪質。
銃犯罪が増加していることを考慮すると、厳しく処罰すべきだ」と述べた。

弁護側は「捜索中に拳銃のある部屋を申告した」と自首の成立を主張したが、
平島裁判長は「既に捜索許可状が出ている」として退けた。
(共同)