京セラ工場で爆発、1人やけど…化学薬品調合中
読売新聞 2月17日(金)12時14分配信

17日午前8時30分頃、鹿児島県霧島市国分山下町、京
セラ鹿児島国分工場敷地内にある半導体部品工場(鉄筋2階建て)2階で爆発があり、火災が発生した。

同10時過ぎに鎮火したが、社員の同市国分上井、坂元享さん(58)が上半身に重いやけどを負った。
病院に搬送されており、意識はあるという。県警などが原因を調べている。

県警や同社によると、坂元さんは半導体の原料の化学薬品を1人で調合しており、空の容器に漏斗を差し込もうとした際に爆発したという。
他の従業員は避難して無事だった。

半導体部品工場は、屋根の一部が吹き飛び、建物からは黒煙が立ち上った。

鹿児島国分工場は1972年に操業を開始し、半導体や自動車部品などを製造している。
敷地面積は約28万6600平方メートルで、従業員数は4610人。
最終更新:2月17日(金)14時26分