大気破壊 6
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0509名無電力14001
2012/02/10(金) 16:47:26.19米国における初の女性戦闘パイロットの1人で、現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学部の准教授であるメアリー・カミングズ氏によると、「コックピットに座る戦闘パイロットの時代は終焉を迎えつつある」。
今後も「米国内でワシントン上空を飛ぶ際など(特殊任務に)数人は必要だが」(カミングズ氏)、その数は多くない。
UAVは米国の生身の兵士を危険にさらすことなくミッションを遂行できるので、その利用と用途が拡大するのは当然のことだと見る。
この分野の有識者で、著書「Wired for War(邦訳:ロボット兵士の戦争)」で有名な、ブルッキングズ研究所のP・W・シンガー氏によると、同著が出版された2009年以降も無人機導入の流れは加速している。
「無人機は今や日常的に使うのがあたりまえで、前線からの需要はとどまるところを知らない。このため、オペレーターの数も急増している」と言う。
技術の進歩もすさまじい。例えばシンガー氏によると、現在の無人機はカメラ・センサーを使って1人の人間、あるいは車などを追跡できるが、次世代機は 12人(あるいは12車両)を追跡可能だ。
さらにその次には92もの人・物を同時追跡できる技術の開発が進行中だという。
また現在、MITのカミングズ准教授らは米海軍と共同で、UAVを緊急時の医療・避難活動や、戦地への物資供給に使えるようにするための研究開発に取り組んでいる。
「UAVに『前頭葉』をつけ」(同氏)、知能をどんどん高めようとしているのだ。
攻撃の20分後には自宅で夕食
UAVの実戦利用と技術開発が急ピッチで進む一方で、様々な問題が浮き彫りになってきた。
1つは当然のことながら、無人機に武器を持たせることに対する倫理的な問題だ。
一国の兵士が自らの生命をかけることなく、遠くから他を殺すことに対して、社会の反応は複雑だ。
また、現在は人間がミサイル発射など重要な判断を下しているが、技術的にはロボットが自律的に攻撃の必要性やタイミングを判断することが可能になってきている。
こうしたことがそもそも許されるのか。安全性と信頼性はどこまで確立されているのか。
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