ナイジェリアで68人以上死亡、当局とイスラム過激派が衝突
ロイター 12月25日(日)11時19分配信[カノ(ナイジェリア) 24日 ロイター]

ナイジェリア北東部の都市ダマトゥルなどで、
治安当局とイスラム過激派との間で銃撃戦が起き、これまでに少なくとも68人が死亡した。当局や病院関係者が24日明らかにした。

地元メディアに掲載されたナイジェリア軍幹部のコメントによると、
軍は22─23日の衝突で、過激派の50人以上を殺害したという。軍側は3人の兵士が死亡した。

ただ、病院関係者の話では、これまでに50人の遺体が見つかっているものの、そのほとんどは民間人だという。
同関係者は電話インタビューで、「遺体は7人が警察官、2人が兵士、そして41人が民間人だ」と語った。
このほか、別の2カ所でも銃撃戦が発生し計15人が死亡した。

イスラム過激派の「ボコ・ハラム(西洋の教育は罪)」は、過去数週間にわたって同国で銃撃戦や爆弾による攻撃を仕掛けるなどの武力闘争を展開している。
11月にはダマトゥルで教会や警察署を襲撃し、65人が死亡した。