電力会社の要請で巨大津波警戒を修正
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012022501001655.html

 東日本大震災の8日前、宮城―福島沖での巨大津波の危険を指摘する報告書を
作成中だった政府の地震調査委員会事務局(文部科学省)が、東京電力など
原発を持つ3社と非公式会合を開催、

電力会社が巨大津波や地震への警戒を促す表現を変えるよう求め、
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事務局が「工夫する」と修正を受け入れていたことが、25日までの情報公開請求
などで分かった。

 報告書の修正案は昨年3月11日の震災の影響で公表されていない。
調査委の委員を務める研究者らも知らされておらず「信じられない」などの声が出ている。
電力会社との「擦り合わせ」とも取られかねず、文科省の姿勢が問われそうだ。