>>433
(横入りスマン)>>402だが、同感だ。
今後、全ての地熱は、循環型のバイナリー発電だろう。
循環型というのは、井戸のパイプが2重菅で、湯水の出入も循環という意味だ。
つまり、外側パイプと内側パイプの隙間から地下へと水を送り温め、パイプ底で内側パイプ内に入れ地上へ。
で、バイナリー発電させたら、また外側パイプ内側パイプ間へと循環。 ※外側パイプ表面に熱伝導用フィン

この方式なら、ほぼ地熱発電特有の蒸気・硫黄匂いも出ないし、何より温泉への影響が無い。
また、低温の温泉にも、自噴しない高温岩体にも、高温のマグマにも併用できる。
また、目詰まり・地下水変化などの影響も無い。
何より、高温岩体発電のように蒸気井の困難さ(蒸気回収率・場所特定・経年変化など)

問題は、外側パイプでの地熱エネルギー具合だが、井戸を多くするのが最良だろう。
現在、掘削コストは、深さ2000mで4億円だが、これはまだ試掘の段階だからだ。
掘削機などの量産化、頻繁な掘削、狭い範囲での掘削、掘削会社間の競争などで、掘削コストは1/10になる。