福島原発吉田所長、国民におわび 「死ぬと思った」と回想
2011年11月12日 15時35分

政府と東京電力は12日、
福島第1原発の敷地内を、3月の事故発生後初めて報道陣に公開した。
吉田昌郎所長は記者団に会い、福島県民と国民に「おわび申し上げたい」と陳謝。
事故後の1週間について「(自分たちが)死ぬだろうと思った」と振り返った。

細野豪志原発事故担当相が事故収束作業の現状を視察、記者らが同行した。
細野氏は「現場としても年内の冷温停止状態に向かっていけるだろうという話だった」として、
吉田所長らが工程表のステップ2終了に自信を持っていることを明らかにした。

吉田所長は「ご迷惑、ご不便をかけたことについて、心よりおわび申し上げたい」と述べた。
(共同)