九電第三者委が公開質問状 やらせ問題で真部社長宛て
2011年11月9日 12時35分

九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)をめぐるやらせメール問題に関し、
同社第三者委員会の委員を務めた郷原信郎弁護士ら3人は9日、福岡市で記者会見し
「(社長の発言が)第三者委員の名誉を毀損する疑いがある」として、真部利応社長宛てに公開質問状を提出したと発表した。

第三者委は最終報告書でやらせ問題の発端を古川康・佐賀県知事の発言と認定したが、真部社長は記者会見などで
「無実の人にぬれぎぬを着せることはできない」と発言して古川知事を擁護。
公開質問状はこうした発言が報告書を作成した第三者委の名誉を損なう行為だとし、15日までに発言の根拠を回答し公表するよう求めている。
(共同)