http://www.news-postseven.com/archives/20110730_26490.html
>福島第一原発と第二原発は地元で1万1000人を雇用した。
(地元だけで1万1000人で、本社採用の人員は含まない)

福島第1原発(470万kW)+福島第2原発(440万kW)の910万kWを、
川崎天然ガス発電所(LNGガスタービン・コンバインドサイクル。2基84万kW。運用人員25人。建設費250億円)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110530/271915/?P=1&ST=rebuild
で単純に代替すると(原発の稼働率の低さには、あえて目をつぶってあげることとする)
10.8セット建設すればよく、建設費は2708億円で、運用人員は、なんと271人。

LNGガスタービン・コンバインドサイクルの話が出ると、
電力関係者が狂ったように否定にかかるのは、こういう理由もある。
地元との関係もあり、もはや、止めたくても止められないのだろう。


電気事業連絡会HP/電気事業のデータベース(INFOBASE)
http://www.fepc.or.jp/library/data/infobase/pdf/infobase2010.pdf(32P)
によれば、全国の17箇所の原子力発電所を合わせた最大出力は4885万kW。

これを、川崎天然ガス発電所(LNGガスタービン・コンバインドサイクル。2基84万kW。運用人員25人。建設費250億円)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110530/271915/?P=1&ST=rebuild
で単純に代替すると(原発の稼働率の低さには、あえて目をつぶってあげることとする)
58.2セット建設すればよく、建設費は1兆4500億円で、運用人員は驚くべきことに、わずか1454人で済む。
(東京電力だけではなく、日本中の電力会社で!)

この辺も、電力会社が、LNGガスタービン・コンバインドサイクルを嫌う理由の1つ。
社員を大幅にリストラしなければならなくなるから。