>>861
九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)について、原子炉圧力容器に用いた鋼材の質にばらつきがあり、
製造ミスの可能性があることが、井野博満東大名誉教授(金属材料学)らの分析で23日、分かった。

試験片のうち、鋼材をつなぎ合わせた溶接部分周辺(熱影響部)の脆性遷移温度が、鋼材本体(母材)に比べ数十度低かった。
熱影響部の方が脆性遷移温度が低く、健全性が保たれていることは異例。さらに、両者の温度差がこれほど開くこともまれで、
総合すると、鋼材の場所により材質の組成が異なる可能性が高いと考えられる。

 また、試験片母材の脆性遷移温度は1993年に56度だったが、2009年には98度に上昇。理論上、
十数年でこうした急上昇は考えにくく、同様に検査箇所により組成が異なる可能性を示唆しているとみられる。



これ常識的に考えたら二度と起動できないレベルの大スキャンダルやね。
更に言えば、少なくとも同時期に作られた他の原発も疑われる類。
もしも意図的な隠蔽が見つかったら、この一事だけでも全国の原発停止させるに十分だ、、、が、まあ、マスコミは適当にスルーして問題化しないんだろうなぁ。