毎日「節電効果ですね?」 専門家「節電は不要。東電の陰謀」 毎日「でも節電はいいことですね?」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1315216118/

 「そもそも電力は足りていた」と主張するのは、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長。
自然エネルギー推進に向けた研究・政策提言を行う飯田さんは、「東電と経済産業省は、需要を
過剰に、供給力を低く見積もることで、『原発を再稼働しないと停電が起きるぞ』という脅しを行った」
と批判する。

 飯田さんによると、昨年の最大電力が5999万キロワットといっても、5900万キロワットを
上回ったのは年間8760時間のうちわずか5時間。5500万キロワットを超えたのが165時間で
2%程度に過ぎない。「そのピークをいかに抑え込むかが問題なのに、そのための効果的な政策を
打ち出すのではなく、とにかく15%節電、100万円罰金という、非常に不適切な方法をとった」。
東電が大口需要家と結んでいる需給調整契約の活用などで対応できたというのだ。

 そうは言っても、節電自体はいいことですよね? 「それはそうですが、節電は大変だった、暑くて
暗くて我慢ばかり、という印象とセットになって記憶されてしまうのはマイナス。経済界も、原発という
脆弱(ぜいじゃく)なシステムに電力を依存していたからこそ起きた計画停電なのに、その事実を
ころっと忘れ、『電力安定供給のために原発は必要』という逆転した論理に陥ってしまうのも理解に
苦しむ」

 とはいえ、「脱原発のため」と節電に努めた人も少なくないはずだ。節電のあり方を考えるのは、
原発について考えることでもある。放射性物質に汚染された福島の現状を見つめながら、来年以降
のことも考えたい。

長いので前半省略
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110905dde012040018000c.html