【社説】朝日「もんじゅ―開発はあきらめる時だ」
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未曽有の原発事故を起こし、原発依存を下げていく以上、
政府がもんじゅのあり方を問い直すのは当然のことだ。

高速増殖炉(FBR)はプルトニウムを燃料にし、運転しながら燃料を「増殖」させる原発だ。
この「夢の原子炉」によってエネルギーを支える構想を、核燃料サイクルとよぶ。

かつては多くの国が核燃料サイクルの実現をめざしたが、技術的な難しさ、コストの高さ、
プルトニウムを扱うことによる核拡散の問題を理由に、欧米はほぼ撤退した。

日本の計画も遅れに遅れている。1970年代には「95〜2005年ごろに実用化する」という計画を描いていたが、
現在の原子力政策大綱では「50年ごろまでに実用化」としている。
http://www.asahi.com/paper/editorial20110716.html#Edit2