九電、やらせメールの例文作成 「電力不足で弱者犠牲に」など
http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819891E3E6E2E3878DE3E6E2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題に関し、
九電は経済産業省資源エネルギー庁に14日提出した内部調査報告の中で、
同社佐賀支店が意見投稿の事例文を作成し、投稿依頼した取引会社などに示していたことを明らかにした。
報告で例示された事例文は以下の通り。

■将来的には再生可能エネルギーへ転換していくことが望ましいかもしれませんが、
現段階においては、安全対策を講じながら原子力発電を運転していくことが必要であると考えます。
そのことが九州経済、ひいては日本の経済維持発展に大きく寄与するものと考えます。
日本全体のことを考え、九州を含む西日本が元気を出して、生産や経済を回さなければならない中、
電力不足は絶対にあってはならないことです。発電所の安全対策を強化し、徹底した監視のもと、
早く(九州の)原子力発電を再開すべきと強く要求致します。

■電力が不足していては、今までのような文化的生活が営めないですし、
夏の「熱中症」も大変に心配であります。犠牲になるのは、弱者である子供や年配者の方であり、
そのような事態を防ぐためにも、原子力の運転再開は絶対に必要であると思います。
併せて電力会社の方には、万全な安全対策をくれぐれもお願い致します。

元記事にその他の例文あり。