まず、揚水はどのくらいエネルギーを溜める事が出来るのか
設備容量が計1050万、発電持続時間は通常6〜7時間で設計されるので、実効9割とすると発電端で約6000万kWhのエネルギーを貯められる計算になる

そいで、この夏揚水以外、つまり原発火力一般水力で稼動可能なのは5000万
つまり、需要が5000万超えると揚水を動かさないといけない
じゃあ、需要が5000万超える時間はどれくらいあるのかっていうと、最大電力日だと朝の8時から夜の9時までの約11時間もある
実際は節電準備でその少し前から需要は減り始めるだろうから、少し少なくて10時間くらいか
これがどういう事かというと、例年なら4〜5時間動かせば済んだ揚水を10時間も持たせないといけないって事
4時間だったらそのまま実効9割を出し切る事が出来るが、今夏は6000万kWhを10時間かけて使わないといけない

つまり1時間あたりにすると、平均600万kWしか積み上がらない計算になる