【玄海原発1号機】研究者「ヤバすぎだろ止めろ」九電「問題ない。データは出せない」
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 九電は「試験片は圧力容器よりも多く中性子を浴びる場所に置き、数十年後の圧力容器の
劣化状況を予測するためのもの。98度は2060年ごろの数値に当たる」と説明。
「圧力容器の現在の脆性遷移温度の推定は80度で、60年間運転した場合でも91度」とし、
日本電気協会が定める新設原子炉の業界基準93度を下回っていることを強調する。
26日の県民説明会でこの問題を質問された経産省原子力安全・保安院も
同様の説明をして「容器が壊れるような状況にはない」と答えた。

 ただ、こうした見解に研究者は疑問を示す。九州大応用力学研究所の渡邉英雄准教授(照射材料工学)は
「上昇値は本来の予測値から大きくずれ、誤差の範囲を超えている。原子レベルで想定外の異常が
生じている可能性がある」と指摘。井野博満東大名誉教授(金属材料学)は中性子の影響を受けやすい
不純物が含まれるなど材質が均一でない可能性を指摘したうえで、
「緊急冷却で急激に温度を下げた場合、圧力容器が壊れる可能性がある」とする。
 
 研究者は試験片や検査データが開示されていないため詳しい検証ができないとし、電力各社に
情報開示を求める意見も強いが、九電は「今後も安全な数値で推移すると判断しているので、
すぐにデータを提示する必要はない」としている。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1968174.article.html