大型LNG火力の工期については1年以内で可能という説もあるが、3年かかるという説もある。要するにどれだけ金と人を投入するかということではないか。
たとえ3年かかったとしても早く計画に着手すればそれだけ早く完成するわけだからできるだけ早急に着手した方がいい。
電力安定供給の見通しがつけば産業界も節電に協力するはずだ。
建設費もある。東電には毎年4兆円もの電気料金が現金として入ってくる。このうち1兆円使えば130万KWクラスの大型天然ガス火力発電所を10基建設できるのではないか。
新聞論調を見るとよく二酸化炭素のことが書いてあるが、これは信用できないな。
日本の一人当たりの二酸化炭素排出量は中国の半分以下、アメリカの半分程度。これらの国に比べるときわめて低い水準にある。
少し火力を建設しても中国やアメリカを上回ることはない。まず二酸化炭素排出量を減らすべきなのは中国やアメリカであって日本ではない。
原油価格も一時100ドルを超えたがそのご大幅に下落している。