設備停止 原因は汚染水濃度か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/k10013636321000.html

東京電力は、吸着塔が放射性物質を含む油や汚泥を想定以上に取り込んだ可能性があると見て、
19日午後7時半から4時間余りにわたり、性能を変えた3種類の吸着塔に汚染水を流して
効果を比較する実験を行いました。その結果、放射性物質を取り込む性能がないものからも
1時間当たり11.5ミリシーベルトという高い放射線量が検出されたということです。
このため東京電力では、放射線量が上がった原因は、吸着塔が放射性物質を取り込みすぎたのではなく、
汚染水自体の放射性物質の濃度が予想以上に高かったためとみて、午前中から再び実験を行い、
汚染水の流量を調整するなどの対策を検討しています。