>>37が挙げてるものは当然の要求だ。
この中で「電気料金の可視化」が実現すれば燃料費増大で値上げはおかしいのがわかるはずだ。

燃料費調整制度がある。
これは燃料費の平均調達価格が基準燃料価格を上回ると電気代が上がる。
下がれば電気代も安くなるが、根本的におかしな制度だ。
電気代は何回も言ってる出鱈目な「総括原価方式」だ。
発電にかかる”すべての”費用を総括原価とし、これに3%の利益が上乗せされる。
この総括原価は一定期間の実績原価から決定されなければならない。
このすべての原価には当然、燃料費が含まれる。この実績で次の電気代が決まっているはずだ。
この方式で燃料費調整制度はあってはならないものだ。
高騰したからと燃料費調整費で電気代に転嫁し値上げして金を取る。
だが次の電気代決定にはこの高くなった燃料費が総括原価になるんだ。
ここで高い分を既に徴収したからといって、総括原価から差し引かれるとは思えない。
つまり燃料費高騰したら高騰分はその時と次の決定される電気代で二重取りされている可能性が大なのよ。
基準燃料価格は3ヵ月ごとに決まり、平均調達価格も3ヵ月ごと割り出される。
なら3ヵ月ごとに総括原価を決定し電気代に反映させるのが総括原価方式のはずだ。

>>37は可視化を言ってるが、完全可視化になれば、こういう出鱈目が見えるはずだ。
「総括原価プラス利益」で電気代を徴収するなら、利用者に総括原価をすべて開示する義務がある。
しかし電力会社はやっていない。
河野が原発コストのバックデータを要求したら、金額を塗り潰したり空欄ばかりだったという。
理由は「企業秘密だから」だと。呆れるぜ。
総括原価方式なら総括原価に企業秘密はあってはならない。

まあな、すべて開示したら馬鹿高い人件費もバレてしまい理解されないだろ。
もうバレてしまってるが。
燃料費高騰の場合は二重取りの可能性が高いことめ含め
電気代はすべての総括原価を開示するまで値上げなど認めてはならない。

利用者は値上げ話を唯々諾々と認めちゃならないぜ。
騙されるな。