環境NGO「グリーンピース」は9日、福島市内の保育園や公園の地表面から、
1時間あたりで換算すると、文部科学省が定めた校庭利用の基準である
年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルト(1時間当たり3.8マイクロシーベルト)を
超える放射線量を検出したと発表した。

 測定は7日に行った。この結果、ある中学校では倉庫の雨どい下の地表面の放射線量が、
文科省基準の約12倍の毎時45.1マイクロシーベルトだった。保育園入り口近くの道路わきで
毎時35マイクロシーベルト、公園のトイレそばでも9.5マイクロシーベルトを記録。10カ所で基準を超えたという。

ttp://www.asahi.com/special/10005/TKY201106090519.html