【脆性(ぜいせい)遷移温度】
ステンレス圧力容器は中性子で脆化する。
鋼鉄は高温では柔らかくて粘り強いが、低温だと硬く割れやすくなる。
脆性遷移温度はその境目温度で、劣化するほど上昇し、この温度を下回ると破損しやすくなる。
脆性遷移温度が高いと、ECCS作動時の急激な温度差による圧力に耐えられず破損する危険性が高くなる。